「北風と太陽」を思い出してルール作りを
駅の公衆トイレに貼り紙があった。
「いつもきれいに使ってくださって有難うございます。 駅長」。
これは参った。こういう風に書かれると、汚してはいないかと気を配るし、ゴミを置き去りにしようとしていた人も気が咎めるだろう。
ファシリティマネジメントは、複数の人が利用する施設を対象とすることが多い。おのずから利用ルールが必要になり、それを周知徹底させることとなる。なかなかルールを守ってもらえないこともあるだろう。人の心をくすぐる言葉を使って施設の心地よい運用を促進する前述のような方法は、ひとつの解決策ではないだろうか
今年も残すところ二週間余りとなった。
来年改善されることに思いを込めて、トイレ、コピー機周辺、喫煙所などに「今年もきれいに使ってくださり、有難うございました」という貼り紙をしてみてはどうだろうか。「すべし」、「べからず」の貼り紙よりは、心の温かいところに届くのではないだろうか。

